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ブランク20年で四輪マシン『ゲキドライヴ』を組み立ててみた!

2017-02-15 19:22:00

以前「次世代ワールドホビーフェア’17Winter」レポートで紹介したゲキドライヴのツイスターゼロをただただ、組み立ててみました!

四輪車の組み立ては、ミニ四駆レッツ&ゴーのフルカウルシリーズ以来なのでおよそ20年ぶり。出来栄えは悪しからず…。タミヤ製品とバンダイ製品という違いはさておき、四輪車の思い出補正と相まって期待感と高揚感がすごい!
 

『ゲキドライヴ』とは?


『ゲキドライヴ』はバンダイから発売される小型自動車のプラモデル! 2015年11月に月刊コロコロコミックにて「激レーサー走太郎!!」が連載スタートし、2016年1月に初代マシン「ドラゴンゲイル」が発売されました。

ゲキドラの特徴として、マシンにローラーが無くレースがフリーレーンなどが挙げられます。また、前輪と後輪に連動性がないため、前・中央・後の3つのユニットに分けることができる「リンクユニットシステム」を採用しているため、簡単に組み立て可能で特定の箇所をカスタムしやすくなっています。

フリーレーンのレースでは、ライバル車とぶつかりやすくなっていて、より白熱した競り合いを楽しめます。コーナーはバンクで傾きがあるため、遠心力を抑えながらスピードそのままに曲がることができます。

 

骨組みはどうなっているのかというと…


▲骨組み!? シャーシにはめ込んでいくタイプだとばかり。私の知るスーパー1シャーシ、FMシャーシ、TZシャーシ、Xシャーシは、シャーシに直接パーツを備えていく作りだったので早くもカルチャーショック。そしてゲキドラではキーフレームという名称です。
 
ひとまずカテゴリごとにランナーを並べてみました。当時のミニ四駆が色分けされていたのかまでは覚えていませんが、使うパーツが色ごとに固まっているので分かりやすいです。



…んん?

 



やばいタイヤ2個しかない! 4輪車なのにタイヤ2個⁉

 

▲焦って調べてみたところ、前輪(左)はホイール兼タイヤの役割なのですね。早とちりました。凄く滑りそうです。


▲なるほど、よく見るとリアタイヤ(右)の面はタイヤを止めるフックがありますが、フロントタイヤ(左)は滑らかに作られています。ゲキドラにはローラー無が無く、バンカータイプのカーブとなるので重心の傾きで曲がりやすくするための工夫ですかね。

 

▲組み立て開始! まずは核となるセンターユニットから。つまりバッテリーを入れる箇所ですね。ターミナルをセットして回路を作り、後はフタをする。


▲カチッ!!
センターユニットの組み立て2行で完了。いやこれめちゃくちゃ簡単に作れるんですけど。ものの数秒です。すごい…これがリンクユニットシステムか。パーツをハメたときに"カチッ!"とハマる音がして分かりやすい。これなら小さいお子さんもサクッと作れそうです。









できた!


写真を撮りながら作りましたが3,40分ほどで完成!

途中フロントタイヤとリアタイヤを混在してしまったもののなんとか作り終えました。以前はニッパーで切ったり、手でねじねじしてランナーから切り離していましたが、ゲキドラは素手でパチッと外れるので確かに工具が無くても作れました。
 

▲ボディを取り付けてひとまず完成! 基本ボディカラーはクリアブルーで、ある程度最初から肉抜きされているんですね。シールを貼ってしまうと取り返しのつかないことになりそうだったので、ひとまず貼りませんでした。


▲昔は作り上げて早く走らせたい一心でしたが写真撮影しだすと止まりません。スケルトンボディからうっすら覗く赤のセンターユニットが映えます。LEDとかジオラマとかあったら…


ここまで読み進めてくださった方の中で、既に気づかれている方もいらっしゃるかもしれません。

何にか。


 


美しくない!
バリ多すぎ!!!



正直バリに気付いていながらも完成を急いだ結果による事態です…。(写真で目立たぬようボカして隠していましたが耐えきれませんでした。)確かに組み立てられはしますが、綺麗な形を目指すならカッターやニッパー類の工具は必須です。

これを完成形と呼ぶにはマシンにあまりにも失礼ですよね…。ごめんよツイスターゼロ…。綺麗にします!
 

工具で綺麗に整えます

100円均一ショップにて明らかにマシン用と言わんばかりのヤスリを使ってなんとか綺麗にします。
 

▲バリが目立ちます… 指に刺さって狂気にもなり得る。


▲磨いて大分スッキリ! やっぱり全然違う。


▲リアバンパーやキーフレームのバリも気になっていたので削りました。が、少し白んでしまいました…。ランナーから外すときにひねったことが悔やまれます。

ペーパーがあればさらに綺麗に出来るとは思いつつ、ひとまずはこれで満足…ではありません


やはり何か物足りない。シール…貼ってみました。
 

▲おお! かなりいい感じ! 

 
▲←Before After→


▲せっかくのスケルトンボディなので、ヘッドライト部分にLED入れても渋かったですかね。


満足しました。試しに走らせてみたところ懐かしい回転音が響き渡って身震いしました。モーターは付属で付いているのですが、性能自体はいたって普通なのでいの一番に取り替えるとして、他のカスタムパーツってどういったものがあるんでしょう。
 

ゲキドラならではのカスタムパーツ!

カスタムパーツが気になり、公式サイトを確認したところ、ローラー類が無いのでまだ種類は少なめなイメージです。ただ、ゲキドラならではのパーツも多く見られました。その1つセンターユニットの"ローマウントバッテリー"は、電池の位置を下げて低重心化することで安定性をアップさせるようです。ユニット単位でパーツ重心を変えられるのは面白い。こちら378円(税込)。
 

▲ローマウントバッテリー

そして、タイヤホイルの"ジャイロホイル"も面白い! ゲキドラではレーンが無いため、相手マシンとガシガシ当たります。そこで"ウェイトを上げて相手マシンを吹き飛ばす"という目的の元作られたのが本ホイールのようです。

ぶつかることが前提のためか、前輪もゴムタイヤ付きでグリップ力もアップされていそうです。これめちゃくちゃ気になります。重量が気になるところです。こちら648円(税込)。
 

ジャイロホイル


ということで、組み立ては以上となります。
作り上げはしましたが、ひとまずレースしてみたい。調べてみると東京都内に限らず全国でレースウェイが設置されているとのことで、走らせる場は心配なさそうです。

ただし、常設/土日のみ/イベント開催時のみなど、設置状況は異なるのでゲキドラ公式サイトにて確認してから向かいましょう!
 
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