『ゲームマーケット2016秋』こってりゲームをたくさんプレイ!参加レポート!【取材】
アナログ EVENT
2016-12-12 01:16:00
ドーモ、フェニックスです!
アナログゲームの祭典、『ゲームマーケット2016秋』!!
前回のゲームマーケットに引き続きゲードラでは2回目の取材です!!
以前よりもパワーアップしたゲームやブースがたくさんあります!!
さっそく紹介していきまーす!!
目次
百年ゲーム
前回もゲームドライブで取り上げた「百年ゲーム」さんに今回もお邪魔しました!
なんと今回は新作を同時に4本リリースするという荒業を見せてくれました!
すごい…。
▲ゲームデザイナーの程塚 狩心氏
Devili's
ワンプレイがサクサクの2~3人用ゲーム。
人間と悪魔のカードの5枚組み合わせた役を作っていきます。
手札に人間のみならプラス点、同じ色の悪魔がいるとマイナス点に変化します。
それをお互いに5枚のカードから3枚→1枚→2枚と交換し合い役を作っていきます。
▲マイナス点の悪魔を揃えると逆に最強の役になる!
最終的に悪魔を少なくした人間だけの手札なら高得点を狙えます!
が…
もし手札がすべて悪魔なら、逆に最強の役になり、どんでん返しが発生するという逆転要素もあります!
航空ショー UFO大部隊!
UFOの光線ビームをテーマにした2人用のパズル型対戦ゲームです!
UFOチップの置かれた盤面がフィールドで、
光線(色の紐)を撃つカードとチップを入れ替えるカードを駆使して、
特定の組合せが達成できていれば点数にできるお題カードの獲得を目指します!
相手の妨害が少ないため、
自分がどういう風に動くか、予め決めておくことがとても重要です。
特に最後の手番でお題を全て消化できた時の達成感がすさまじいゲームです!
神様のお仕事
3つの属性を操る神様となって対決するゲーム。
3すくみにある火、水、木の属性で勝負し、勝利すると属性のチップを受け取ることができます。
しかし勝負で使ったカードによって属性のチップの点数が変動します。
その結果、プラスになる属性もあれば、マイナスになる属性もあり、
勝負には勝ったのに点数で負けている!?という状況が多々発生します…!
なので、単純に勝負に勝てば良いというわけではなく、
時には相手にわざと勝たせてチップを取らせる、というプレイングも必要になります!
相手と自分の点数の状況を把握しつづけないと完勝は狙えない難しいゲームです。
ゲームデザイナーの程塚氏曰く、「無限に遊べるゲーム」とのこと。
1プレイごとに盤面がガラリと変わり毎回違ったゲーム体験ができるので、
その言葉は過言ではないかも…!?
目利きの達人
ワインとチーズと肉の3種類のアイテムをできるだけ安く買い、
どちらが最後にお金を持っているかを競う、競り(せり)のゲームです。
購入したアイテムカードの効果によって、アイテムの価値を決めているダイスの出目を変化させられたり、
お互いに持っているアイテムの価値を決めるカードを廃棄したり、というアクションが可能です。
これらは大幅に点数を変化させるようになっていて、最後まで気が引けないゲームです!
今回新作を4本リリースした「百年ゲーム」さんでは、
ゲームマーケット2016春の段階で既に2本新作の準備はできていたとか!
とにかくハイペースでゲームを開発している程塚氏は
「3年で30本の新作リリース」を目標にしていると言います!
次回のゲームマーケットに向けた準備も進めているということですので、
百年ゲームさんのこれからを追いましょう!
ゲームドライブでは百年ゲームさんの作品、転生の紹介記事も掲載しています。
アルハラシステムズ
今回ゲームドライブで気になったブースは「アルハラシステムズ」さんです!
ここのブースでは2013年のゲームマーケットで販売した「オトーリバース」という作品で
CAMP FIREのクラウドファンディングで再販資金を調達するという
偉業を成し遂げ、話題になりました!
当時のプロジェクト
今回は「渦巻くキャンペーン」という作品を試遊してきました!
アメリカの歴代大統領の人物となって、支持者を集めて選挙戦を勝ち抜くというゲームです!
支持者を集めるためには各資源を集めるために、色々な地域を周ります。
遠くの地域に行くほど得られる資源が多くなり、支持者を集めやすくなりますが、
その分自分の手番が遅くなるというデメリットがあります。
こつこつ小さく資源と支持者を集めていくか、一気にドカンと資源を集めるか、
性格にあわせたプレイができるルールになっています。
作品を発表した時点では、ヒラリー優勢だったということで、
新しい大統領はヒラリーのカードを用意していたそうです…。
大急ぎでトランプの大統領カードをプロモーションカードとして準備したとか…!
MRエンターテインメント
以前ゲームドライブでも紹介したタイトル「今日も帰れない」。
なんと「今日も帰れない 2社目」というタイトルで、
パワーアップして帰ってきました!(帰れないんですけどね)
▲こんなOLさんがいたら社畜も悪くない…!?
ゲームデザイナーの関氏曰く、
「前回は運の要素が多かったので
今回は自分を防御できたり、若干戦略的に遊べる要素を加えた」とのことです!
しかも、前回の作品と混ぜて遊べるため、
カードの組み合わせで好みの社畜ライフを送れるとか!?
とにかく話題の本作。
試遊スペースが途切れることがなく、終始大盛況のブースでした!
TSUTTE!
こちらのブースでは「マスターレス人狼」という、少人数でプレイ可能な人狼を販売しています!
このゲームでは「いしつぐ」というユニークな役職があります。
初夜に処刑された人物の役職を引き継ぐことができます!
通常の人狼は4~6人のプレイ人数では1ターンでゲームが終わってしまうことが多く、
その人数で楽しむのは中々難しいです。
しかし、この「いしつぐ」があることで、必ず2ターン以上のゲームをプレイできるようにしています。
少ない人数で人狼が楽しめる画期的なシステムです!
1プレイはかなりシンプルですが、その分やりとりがかなり活発で、
普段の人狼ではできないような大胆なプレイングも可能になっています!
編集者コメント
今回は前回の2倍の広さの会場で、かなりのブースが並びました!
とても1日では周りきれない…!(嬉しい悲鳴)
ゲームマーケットも来場数が増えるごとに2日開催もあると良いかもしれませんね。
読者のみなさんが遊びに行く時はお目当てのブースを先に決めておくことをオススメします!